詠春 The Legend of WING CHUN -1

![]() | 詠春 The Legend of WING CHUN DVD-BOXI (2008/09/03) 出演 ニコラス・ツェー ユン・ピョウ サモ・ハン サミー・ハン ほか 商品詳細を見る |
レンタルで見ました。1巻に3話入り。
新作レンタルなんて何年ぶり…っていうか初めてかもしれない(笑)。
■1〜3話のあらすじ
梁贊レオン・ザン(ユン・ピョウ)は佛山の医者で詠春拳の達人で「金より人助け」がモットーな人格者。
息子が二人いて、弟の梁春レオン・チュンは穏やかで服装もキチっとしてて医者になるべく勉強も真面目にやるいい子(眼鏡っ子)。兄の梁壁レオン・ビー(ニコラス・ツェー)は勉強嫌いの武術好き、明るくて奔放で正義感も強くて喧嘩も強いし舎弟も多い。
一見兄が鬼子っぽいけど、「ご主人様のお若い頃にそっくりです」とか「父さんと兄さんは頑固なところがそっくり」とか言われたりするくらいなのでそうでもないらしい。
兄は拳法を学びたいのに父は教えてくれない。なので、二人の間にはずっと確執がある。弟は「医者は自分が継ぐから兄さんに拳法教えてあげればいいのに、父さんもガンコだなぁ」とか思ってる。兄弟の仲はとても良い。
父が兄に詠春拳を教えないのには理由というか誤解があって、話し合わないから誤解も解けないまま。
兄は自己流拳法でも十分強い。彼が暴れるのはいつも他人のためだから、弟も父の使用人も兄の味方。でも結果が大騒ぎになるので父も怒るし兄も言い訳しないので関係はこじれるばかり。
兄はいつか佛山を出て自分の拳法をきわめて父を超えるのが夢。兄さんならできるよ、と笑う弟。
兄弟の母親は18年前に亡くなっている。その歳の離れた妹が佛山へとやってきた(本人は旅行のついでだと言っているが、父、つまり義兄に会いに来たのは明らか)。
兄は叔母を保護者にしたてあげて少年武術大会に出場する(父に知られたらまた怒られるからコッソリ)。1回戦、もちろん快勝。
その頃佛山には旅の武芸者二人がやってきていた。腕は立つけど人格がダメダメなアル中DVな師匠・フーと弟子っていうか使いっぱのミン(サミー・ハン)。梁壁にボコボコにされたことを恨む、街の名士の息子・ホーは彼を雇って復讐しようとする。フーは弟子のミンをけしかけ、ミンと梁壁は戦うことに。腕は一見互角に見えたが、ミンはフーにやられたダメージが残っていて負けてしまう。怒ったフーはミンを突き飛ばして代わりに出るが、そこへ現れた梁贊に返り討ち。フーは約束の金をもらえず暴れて八つ当たりでミンを更にボコボコに。
フーはその強さをホーの父(実業家。やくざ?)に見込まれ用心棒に雇われる。一方ミンは梁贊の使用人の娘(で料理屋の娘でもある)小饅頭に拾われ、手当を受け、ついでに料理屋に住み込むことに。
実はミンは生き別れの妹を捜して佛山に来ていた。それを聞いて親身になって一緒に探す小饅頭(あだ名だそうで)。手がかりは途絶えたが、小饅頭は梁壁にも手を貸してもらおうと二人を引き合わせる。一方梁壁たちは、幽霊退治に繰り出していた。
梁贊って「ドラ息子カンフー」でのユン・ピョウの役名でもあるんで、これはやはり続編と思っていいのかな…? リアル年月もそんな感じですしね。
あ、「ドラ息子カンフー」はギャグみたいなタイトルですが、傑作です。ほんっと面白い。ラム・チェンインさいこー。
ニコラス目当て(次点でサミー・ハン目当て)で見始めましたが、すっかり弟くんに夢中です。かーわいーい。
普通こういう関係だと「父におもねって兄の告げ口ばかりする弟」とか「一人だけ父に信頼されている弟を兄が嫌う」とかになりかねないと思うんですが、まったくそんなことはありません(笑)。すげー仲良くて微笑ましい。
父に「兄を見張ってろ」って言われてても一旦は止めるけど結局一緒になって爆竹撒いてたり、罰で閉じ込められた部屋から脱出するのに手を貸したり、罰の写本代わりにやってあげたり(しかも筆跡が違うと1度バレたのでやり直したり)。「やっといて♪」ってねだる兄、可愛すぎる(笑)。
ていうかこの兄弟何才なんだろう…。18年前に母親が亡くなっている&兄が「少年」武術大会に出られる年齢、と考えると18才と19才か? 19才なのに「一生のおねがいー」とかダダこねる姿がアホカワイイです。19才っていうか中の人は…まあ役者だからどうでもいいか…(若いなニコラス…)
ていうかこのドラマのニコは可愛いです。
いたずらっこみたいにいっつも笑ってて、禁止されても制止されても無視して突っ走ってってしまう。父との確執はあるけど暗くはないしスレてもない(理解されることを諦めているからか…ちょっと切ない)。
ミンに対しても、小饅頭が「あれは師匠のフーに無理矢理戦わさせられただけなの」と引き合わされるとにっこり笑って名乗ってみせる。良い男だなぁ。
ただ、取り巻きはあんまりタチはよろしくなくて、その腕っ節(と実家の金)を利用されてるフシもある。
いい男といえばユン・ピョウ演じる梁贊のトラブルシューターっぷりはすごいです。まずは下手に出、通じなければ圧倒的な実力で軽々と相手をねじ伏せ、でも相手が顔を立てることができる逃げ道をちゃんと用意し、笑顔で手を差し伸べてみせる。かっこよすぎる。なんだこの完璧人間。
でも息子に対してだけはそれができないんだな(笑)。
ところで奥さんとは駆け落ちだったそうです。なんだけっこう大胆じゃないか。
「双龍記」で大まかなあらすじは知ってましたが、まだまだそこまで行ってないですね。
しかし今現在、小饅頭に手を引かれてうつむきがちに歩いてるミンが三つ揃いスーツ着て偉そうにふんぞり返るようになるのかと思うと…波瀾万丈な人生だなぁ。
日本版の不満点。人物名は「漢字にカタカナのルビ(読み)」にしてほしかったです。



