バンテージ・ポイント(2008)

バンテージ・ポイントバンテージ・ポイント
監督 ピート・トラヴィス
出演 デニス・クエイド マシュー・フォックス シガニー・ウィーバー 他
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↑これはノベライズです。
ちょっと読んでみたい。


あらすじ
スペイン、サラマンカの広場で演説中のアメリカ大統領を、何者かの銃弾が撃ち抜いた。シークレット・サービスのバーンズは目撃者たちの証言を聞くが、なぜかそれぞれが違う容疑者を指し示す──バーンズは1人で奔走し真実に迫っていく。「何かがおかしい、この事件には裏がある」やがてたどり着いた結論は、想像をはるかに超えた意外な犯人だった。(Amazon.co.jpより)

とても面白かったです。
でもなんかこのあらすじは違う気がしますが。小説はそうなのかなあ。
映画は「目撃者の証言を集めると違う容疑者が」というよりも「それぞれの目撃証言を集めると真実がうかびあがる」みたいな感じですね。ただすごい勢いで突っ走るストーリーなので、観てるこっちが「こうなのかな? いやこうかな?」って考えてる余裕はないです(笑)。

「12:00 pm」からスタートする物語なんですが、「12:00 pmからのできごと」を何人もの視点で見せるという編集で、しかも24みたいに同時進行で見せずに「1人分終わったら時間を巻き戻して次の人の12:00 pm」をやるので、さすがに4回目巻き戻ったときは「またかよ!」とツッコみたくなりました(笑)。合計6回くらいやってたかなあ。
ただ、「ここで止めるか!」っていうすごくいいところでストップして次の人へ行くので、飽きはしないです。たぶん。
(で、次の人のストーリーで、前の人の「最後のシーンの続き」が分かるという仕組み)

90分と最近の映画にしては短かめなんですが、90分ノンストップ!という感じで非常にハイテンションで進みます。これで2時間半とかやられたら非常に疲れるだろうなー。
カーチェイスがやたら長かった気がします。が、ものすごかった。お前はライトニング・マックィーン@カーズかよ!ってくらい飛び跳ねてまくってました(笑)。

字幕は松浦美奈さんでした。この人の字幕はわかりやすくて自然で好きです。

以下ネタバレ。
一応サスペンス映画なので御注意ください。

上記あらすじで「想像をはるかに超えた意外な犯人」って書いてありますが、それもなあ…。「うん、まあそうだろうな」と思いました、私は。
初登場時で十分怪しかったので(笑)、「一人で見に行く」って言った時点で「ああやっぱり」って感じでしたね。
(外国人の顔を覚えるのが苦手なので、めぼしつけてなかったら多分変装に気付けなかったと思います)

それにしても最近のコンピュータ(携帯)は高性能だ! 照準まであわせられるなんて…。すごすぎる。

怒濤の展開(まさに最初から最後までクライマックス)なのであんまり予測とかたてたりする余裕がなかったんですが、唯一「えええ!」と思ったのは「撃たれた大統領は替え玉だった」でした。あ、あとそれがバレててホテル襲撃されたのも驚いたです。
でも「替え玉役」のときと「本物役」のときで全然顔が違ってるあたり(テレビで中継を観てるシーンなど)、すごいなあと感心。
しかし、暗殺予告があるから替え玉使ったっていうんなら、防弾チョッキくらい着せてあげればよかったのに…のに…

エンリケ(市警察)はすごいですね、2回車にはねられても平気。道路の渡りっぷりといい、逃げ足の早さといい、彼主人公でアクション映画作れます。最後死んじゃったのかなーあれは。残念です。
ベロニカが演壇の下にバッグを投げ込むのを見るまでは全く疑ってなかったんだろうなあ…たぶん。
(この役者さんは「オープン・ユア・アイズ」の主演の人なんだそうですね。トム・クルーズによるリメイクの「バニラ・スカイ」が大好きなので敢えて観るまいと思っていましたが、うーん、観てみようかなあ…)

ハワード(ハンディカメラのおじさん)はいいキャラしてました。カッコイイ。すごく良い人でした。でもカメラの腕良すぎ(笑)。

ハビエル(弟を人質に取られたお兄ちゃん)はなんで最後にガード下まで生かされてたんだろう。何をさせるつもりだったのか。どうせ末端は殺すつもりだったんだろうに。
エンリケがそこに来るなんて想定外だったはずだしなー。それがちょっと謎です。

テロリストや他のキャラクターたちの裏設定というか説明が一切ない脚本は、潔いと言えばそうかもしれない。

たくさんの一般市民を巻き込み、そうでない者たちも殺しまくってテロを成功させたのに、たった一人の女の子を避けて全てがパア。
あの子だって広場で死んでたかもしれないのに、他に死んだ子供はたくさんいるだろうに、そのくらい覚悟してたはずだろうに、それでも避けちゃったんですね。
多分、あれがバーンズが銃を構えて立ちふさがったりしてたら、ためらわずひき殺そうとしただろうに。
人間って悲しい。
(あ、救急車で人はねたらそれだけで目立ちすぎて逃げるのに支障がでるから、という即物的な理由なんだったりして…/汗)(まあそれはそれでww)

ラストシーンの、「ありがとう」「どういたしまして」はすごく良かったです。万感の「You're welcome」だったなあと思います。まあ偶然なんだけどね!(笑)

theme : 映画感想
genre : 映画

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izmi

Author:izmi
首都圏在住/女性/会社員
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